Don Friedman
09 26, 2011

レコード盤が擦り切れるほど聴いていた、ドンフリードマンの代表作『サークル・ワルツ』。
ビル・エヴァンスの好敵手として、注目されたピアニストです。
ジャケットデザインが綺麗ですね。ベースを弾いてるチャックイスラエルも好きな演奏家です。
ビル・エヴァンスの相棒、スコットラファエロが交通事故で亡くなった後、暫く一緒に演奏をしていました。
94年にConcordから発売された、Maybeck Recital Hallでのライヴ盤にも彼の演奏が収録されています。
こちらは、完全にソロ演奏ですが、陰影ある表現がとても素敵なアルバムです。
「Memories for Scotty」は、亡くなったスコットラファエロに捧げられた哀悼の曲。
エヴァンスの代表作『ワルツ・フォー・デビー』でのベーシストでした。
移ろいゆく人の交わりを感じながら、今宵も一人静かに演奏を楽しみます。