Japanese Blues/宇崎竜童
04 26, 2015

2年ぶりの宇崎竜童。東京の仕事を早朝に前倒ししてキックバックで大阪に入りました。
今夜はギター1本のソロライブ。こんな間近でしみじみと語られると胸に迫るものがあります。
69歳でこんなにカッコいい生き方出来るんだなあ。その人柄に憧れます。
ああ、「自分が良ければ」・・セコさがはびこって憧れる男に出会えなくなってきたよなあ。
ふと、池波正太郎の『ダンディズム』を思い出し 久しぶりに目が覚める思いでした。
いつも、これが遺作のつもりで曲を書いてるって、これが最後かもしれんと思って
ライブしてるって・・・ほんま人生はいろいろやけど、一度きり、一度っきりやんなあ。
最後のハッシャバイ・シーガール。暫く動けないほど心に沁みました。心から感謝の夜。
人間の気持ちっていうものは、いくら自分で思っていても何かで表わさないといけないんだよ。
だから、煎じつめていけば、『男の財布』ってものはそのためにある。
池波正太郎