東レ連続レーザープリンター/G6000WE
06 18, 2015

東レの業務用連続レーザープリンターは、今から23年前、FP400(1.7m/分)を導入した
事に始まります。その後、G1600(7m/分)、G3200WE(14m/分)、G5120WE(21m/分)と
受け継がれ、明文舎印刷商事(株)の、データ印字業務を支えてくれました。
5年前に20インチ幅、100m/分で印字出来る高速インクジェットヘッドを2台同時に
設置した事で、大量印字する仕事はこちらに移行していきます。
ただ、全ての場合に於いてインクジェットが万能な訳でも無くレーザープリンターの
出番が多々あります。2台あったG5120WEも1台を現役で残しておきました。
購入時、ドラムにはセレン半導体が使用されておりとても美しい印字だったのですが、
OPC有機感光体に変わったあたりから、印字品質の劇的な低下が観察されました。
設計時の露光ユニット等がそのままなのに、感光体ドラムだけを交換したので
どんなに頑張って調整しても以前の美しい印字にはほど遠い結果が続くのです。
この状況ではお客様に品質保証も継続出来ず、最新のG6000WE(25m/分)に入れ替える
決断をしました。全てのユニットがOPCドラム用に設計されているので当然ですが、
なんと印字の美しい事か。これだとインクジェットでは駄目だと言われるお客様にも
十分対応が出来ます。あの苦労は何だったんだ・・・早く交換しておくべきでした。