ウェブ監視システム/ELSCAN復活
10 21, 2021

ロール状の紙に印刷する場合、絵柄の位置合わせに静止画像カメラが必要となります。ドイツ製で、抜群に使い勝手が良くオペレーターの評価は高いのですが良く壊れます。
同じ装置が9台もあるので、毎月どれかが故障する始末です。修理に時間がかかり、その間、印刷機が停止するので現場管理者の重荷になってました。
開発スタッフが装置内部を観察した所、どうやら本体ベースは汎用PCボードのようです。
まずは、良く壊れる電源部を信頼性の高い大容量の日本製に交換します。システムのSSDはマザーボード直結型。容量が4Gと小さく脆弱です。こちらはセクターCOPYで汎用品に交換。
ついでにメモリーも、信頼度の高いメーカー製品に容量UPして差し替えます。
リナックスで稼働していたのでUbuntuで少し解析してバックアップを整えました。
修理が出来ず放置されていた予備機も復活。現場責任者のストレス解放です。
印刷機械の停止時間を最小限に食い止める予防措置が整いました。
仲間と楽しみながら深く踏み込んでゆく。ものづくりの基本だと感じます。
